標準貫入試験
標準貫入試験は、質量63.5kgのドライブハンマーを76㎝の高さから自動落下させ、ボーリングロッド頭部に取り付けたノッキングブロックを打撃し、ボーリングロッド先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを地盤に30㎝打ち込むのに要する打撃回数(N値)を求める試験です。 |
標準貫入試験は、地盤調査の中でも最も普及している調査法で、各機関が定める基礎や地盤改良の設計指針・基準にも積極的に採用されています。
【試験方法】
- ボーリングロッドの先端に、標準貫入試験用サンプラーを取り付ける。
- ロッドを孔底に降ろす。
- 63.5kgのドライブハンマーを76㎝の高さから自動落下させる。
- ロッドが30㎝貫入するのに、叩いた回数(N値)を記録する。
- ロッドを引き上げ、サンプラー内の土の種類を調べる。
- 1mごとに上記の作業を繰り返し行う。